見える化機器を活用した塗装現場の品質管理


塗装は製品の外観を決めるため、商品価値を向上させる重要な工程です。そのため、美観や塗膜性能など、非常に高い品質が求められます。良好な外観品質を確保するためには、ゴミブツによる不良を防ぐ品質管理が欠かせません。
今回は、塗装現場の品質管理を効果的に行う方法について紹介します。
見える化機器を活用した品質管理方法
ケース1:被塗物を搬送時のゴミブツの見える化
搬送時に発生するゴミブツの原因は、コンベアーからの塵埃の落下です。潤滑油と浮遊する塵が混ざった異物や、レールとチェーンの摩擦から生じる微細な属粉、吊り治具に付着した塵や剥がれた塗膜も、ゴミブツ不良の原因となります。
・見える化の方法
クリーンチェックライト
搬送ラインや治具などゴミブツの落下が想定される箇所を、クリーンチェックライトで見える化します
ケース2:乾燥炉内で発生するゴミブツの見える化
塗料の焼付時に発生するヤニは壁面や天井に付着し、何かのきっかけで剥落、細かくなったゴミブツは炉内の風で舞い上がり更に飛散します。
・見える化の方法
クリーンチェックライト
山型炉などは、出入口よりライトを当て浮遊している塵埃の状況を確認します。また、床や壁面、天井等に付着している塵埃の状況を確認し適切に清掃を行ってください。
NCCの見える化機器ご紹介

「塗装現場のゴミブツの見える化」を活用いただくことで、塗装不良の削減だけでなく、使用する塗料や作業者の人件費の削減、設備の光熱費削減などコスト面での効果も十分に期待できます。
ハンドブックの送付、もしくは塗装現場のゴミブツ対策に関するご相談は
お気軽にお問合せ下さい。