「温風低圧塗装機」
導入事例

改善キーワード：塗膜乾燥時間短縮、厚膜塗装、作業効率向上、塗料使用量削減

長野県　製造業・塗装業　A社様

2019年頃より製造だけでなく塗装業を本格化されたA社様。

以前からも独自で塗装をされていましたが、洗浄用シンナーと希釈用シンナーの違いや、環境に合わせてシンナーを使い分ける必要があることなど塗装における専門知識が無く、独学の中で「滑らかな塗膜」にすることを目指していました。

その目標を達成するため他社に相談していましたが、明確な答えが得られずお困りだった時に弊社と出会い、理想の塗膜を目指して塗装ノウハウのレクチャーが始まりました。

数年が経ち、塗装知識や塗装技術が向上し受注数も増えましたが、スプレーマンが一人体制だったA社様は「人材不足」という問題に直面しました。

商品が瓦の粉砕機だということから、飛散した瓦の破片が機械に当たり、塗装が剥げる事を防ぐ目的でプライマー2回・上塗り5回というかなりの厚塗り塗装を施していた為、塗料使用量も多く、何より乾燥の待ち時間も膨大で非効率的でした。

それらを解決する為、温風エアーが吐出される低圧塗装機をご提案致しました。

この塗装機は、温風エアーにより塗料の乾きが早いためタレにくく、低圧で吹き付けるため塗着効率も高く保ちながら簡単に厚膜を付けることができます。

そのため、課題となっている乾燥時間や塗料使用量を解決することができます。実際にデモ機でトライを行い、厚い膜厚でも乾燥が早くタレが起きないことをA社様に確認していただきました。

さらに、コンプレッサー内蔵かつ小型のため持ち運びに適していることから、出張の補修塗装も可能になり、業務の幅をこれまで以上に広げられる可能性に期待できます。

これまで計7回の塗りと乾燥に膨大な時間を費やしていましたが、温風低圧塗装機の導入によりプライマー2回・上塗り2回という大幅な工数削減に成功しました。また、塗料使用量についても、塗着効率向上により大幅削減を実現致しました。

A社様とは塗装ノウハウのレクチャーから始まり、スキルアップや塗装機の導入を通じて信頼感を持っていただけたことから、「NCCと付き合い始めてから塗装のスキルが随分上がった。お客さんからも塗装の仕上がりが良くなってきたと喜ばれている。」と弊社のお悩み解決力を高く評価していただき、「今回の塗装機も塗装肌が綺麗だ。」と、塗装機の効果についてもご満足いただけました。

弊社はこれまでの経験や知見に基づき、お客様毎に最適なご提案が可能です。
この事例に関する内容については、お気軽にお問い合わせ下さい。