“ながら”塗装で塗装技術をコピーする究極の塗装ロボット「LEBOT MV」


- ∨ 「LEBOT MV」とは?
- ∨ LEBOT MVが誰でもティーチング作業ができる理由
- ∨ 最大の魅力!塗る“ながらティーチング”と無重力関節
- ∨ LEBOT MV A6基本スペック
- ∨ LEBOT MV A6の標準付帯品
- ∨ カタログダウンロード
塗装自動化の壁を無くす新たな塗装ロボット「LEBOT MV」
近年、日本国内の製造業界では、人材不足が深刻な問題となり、“省人化”が大きな課題の1つとなっています。
こうした背景から、塗装作業を自動化できる塗装ロボットや自動塗装機が注目を集め、自動車部品から住宅建材、家具や家電など、私たちの生活の身の回りにある製品の製造現場にて塗装ロボットや自動塗装機の導入が進んでいますが、急速に進んでいる訳ではありません。
その大きな理由の1つとして、ティーチング作業が挙げられます。
塗装熟練者と同じ動作や正確な塗装軌道をプログラムしティーチングするのは、極めて難しく、誰もが簡単にできることではないため、導入や自動化への大きな壁となっています。
その壁であるティーチング作業の問題を取り除くのが、塗装技術者であれば誰でもティーチング作業ができる革新的な塗装ロボット「LEBOT MV」です。
「LEBOT MV」とは?
LEBOTは、イタリアミラノ近郊に本社を構える塗装機器メーカー「Lesta」社が開発した、100%Maide in Italyの塗装に特化したロボットです。
従来の塗装ロボットとは異なり、単に使いやすい塗装ロボットではなく、アプリケーションを通じてユーザー一人ひとりに合わせた柔軟な操作性や機能性を兼ね備えています。
また、イタリア独自の卓越したデザイン性も兼ね備え、世界に発信しています。
LEBOT MVが誰でもティーチング作業ができる理由
LEBOT MVは塗装技術者であれば誰でも簡単にティーチングができるよう独自機能として、『セルフラーニング機能』を開発しました。
このセルフラーニング機能は、塗装軌道はもちろんながら塗料吐出のON/OFF動作までリアルタイムで学習し再現することができます。
そのため、この塗装ロボットの最大の魅力かつ従来の塗装ロボットでは実現できなかった、塗る“ながら”ティーチングが可能となり、塗装技術者であれば誰でも簡単にティーチングが可能なのです。
最大の魅力!塗る“ながらティーチング”と無重力関節
LEBOT MVの大きな特徴は、先ほどお伝えした『塗る“ながらティーチング”』ともう一つ、『無重力関節』があります。
この二つの特徴が従来の塗装ロボットではできなかったティーチング作業を可能としています。

塗る“ながらティーチング”
塗る“ながらティーチング”はその名通り、被塗物であるワークを塗りながらティーチングできる技術のことです。
これを実現しているのが、LEBOT MVに付属している専用のジョイスティックです。
このジョイスティックがスプレーガンや粉体塗装用のガンにある“持ち手”となるため、実際のワークを塗りながらリアルタイムでティーチング作業ができます。
また、塗りながらでのティーチングであるため、その都度塗装品質を確認しながら最適なティーチングも可能です。

関節の無重力化
LEBOT MVのティーチングの際に、ロボットの関節が動力が完全に切り離され、搭載しているエアーバランサー機能によってアームの重さを感じさせない“無重力”のような状態となります。
そのため、ティーチング作業時いわゆる塗装作業時には、作業者の動きを一切妨げることなく直接的かつスムーズなティーチング作業を可能としています。
この二つの特徴が塗装の自動化や塗装ロボット導入の大きな障壁の一つであった複雑かつ難解なティーチング問題を解消し、塗装ロボットの新たなティーチング方法を皆さまへ提供いたします。
LEBOT MV A6基本スペック
6軸多関節塗装ロボット | |
---|---|
保護等級 | ATEXゾーン2/2カテゴリー3G*に対応 |
アーム材質 | アルミニウム |
先端耐荷重 | 4㎏ |
総重量 | 380kg |
再現精度 | ±3mm |
最高速度 | 1000mm/秒 |
電源 | 三相200V AV |
設置方法 | 天吊り、床置き、台車搭載、ターンテーブル連動(オプション) |
プログラミング方式 | セルフラーニング |
*「ATEX防爆等級」とは?
ATEXとは、欧州連合(EU)における防爆機器の規格を定めた指令で、馬発製雰囲気のある環境化で使用する機器の安全性を保証するものとなります。
LEBOT MV A6の標準付帯品

LECROBロボットコントローラー
Windows OSで多くの言語に対応している、コントローラーパネルいわゆる制御盤になります。
大きくて見やすいタッチパネル操作が可能で、安定した通信、ネットワーク機能を所持しています。

レシピマネージャー
レシピマネージャーは、塗装パラメーターを「レシピ」として整理し、簡単に呼び出すことのできる管理システムです。
スピレーガンやレシプロケーターを使用するあらゆる塗装システムと連携可能。

LEBOT MV専用ジョイスティック
LEBOT MVにおいてセルフラーニング機能を用いて操作する際に必要な、専用の持ち手になります。
人間工学に基づき設計、改良され誰でも使いやすいのが特徴です。
LEBOT MVはこれまでの常識を覆す、新たな塗装ロボットです。
これまで塗装ロボットや塗装自動化に対し検討していなかった方や、その導入への壁の高さを感じていた人、またご興味のある方はぜひお問い合わせください。
NCCの塗装ラボにて試作やデモができるよう、現在準備中ですのでご期待ください。
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