湿式塗装ブースのよくあるトラブルとその解決策

湿式塗装ブースのよくあるトラブルとその解決策
湿式塗装ブースのよくあるトラブルとその解決策

湿式塗装ブースのよくあるトラブルとその解決策

湿式塗装ブースは便利な一方で、良好な状態を維持するのが難しく、現場では様々なトラブルが発生することがあります。

起こりやすい3つのトラブルとその解決策


1. 塗料ミストが排気されてしまう、または塗装ブース内部へ付着する

 

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この写真は塗料が塗装ブース内に付着して閉塞している様子です。

 

湿式塗装ブースの水と風速の比率が適当でないと、塗料が排気されブース内に付着してしまうことがあります。

 

渦流板に塗料が付着すると気流の通り道を塞いでしまうため、風速を確保できません。

 

風速が低下すると、塗装空間が捕集されなかった塗料で十万して作業者が吸い込んでしまう危険性や、被塗物に塗料が再付着して不良になる可能性が生じます。

 

解決策は:

湿式塗装ブースに設定されているメーカー推奨の風速とブース水量を維持すること。風速計を使用するなど適正な状態を維持し、ブースを稼働させましょう。

 2. 排気ファンへの塗料カス付着

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水中に取り込まれなかった塗料ミストが排気ファンに付着すると塗料カスとなり、ファンの回転バランスを崩す要因になります。騒音、振動などを引き起こし、近隣からのクレームに繋がる恐れがあります。

 

さらに塗料カスが付着し続けると排気ファンへの負荷が大きくなり、笠井が発生する危険性も生じます。

 

解決策は:

設定されている推奨風速とブース水量を維持すること。

これらが維持されている状態で稼働していても塗料カスが付着する場合は、非粘着化させるブース処理剤などの薬剤を活用します。

 

3. 悪臭 

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原因は湿式塗装ブースに使用している水の腐敗です。

 

塗装ブースの素材はステンレスや銅であるため、空気と接しているだけで塗装ブースの水は酸化します。

悪臭の原因である腐敗菌は酸化状態で活性化するため、酸化した塗装ブースの水がブース内を腐食し臭いを増大させます。

 

さらに、塗装部ブースの水に溶け込んだ塗料ミストから生じるスラッジがひどい悪臭を放つこともあります。

 

解決策は:

塗料ミストが酸性状態であることが悪臭発生の原因なので、塗料ミストをアルカリ性にすることで解決できます。アルカリ電解質の活用やこまめなスラッジの改修がおすすめです。

まとめ:ブース管理の4つのポイント


以下のトラブルが発生を防ぎ、湿式塗装ブースの性能を維持するためのポイントです。

 

  1. ブースの水位管理
  2. ブースの風速管理
  3. ブースの水へ薬品等の定期的投入
  4. 塗料スラッジを頻繁に除去

 

ブース内部の塗料付着を除去するには、「プロによるブース清掃」が大きな効果を発揮します。技術と知識の豊富なプロフェッショナルによる塗装ブース清掃は、製品の品質向上・ブースの性能維持と長寿命化を実現しますので、ご興味のある方はお問合せもしくは以下より詳細をご覧ください。

 

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