ダクト臭気対策工事事例

ダクト臭気対策工事事例
ダクト臭気対策工事事例

一刻も早い臭気対策を!
周辺環境へ配慮を凝らした茨城県 K社の事例

ダクト臭気対策工事-1

茨城県 K社様 外壁塗装業

対策キーワード:ダクト工事、臭気対策、環境対策

お客様のお困りごと


外壁塗装業を事業の柱として持つK社様。

大手塗料メーカーより見本板塗装の仕事を請け負うなど工業塗装分野においても実績がありましたが、人件費や光熱費、塗料価格の上昇に対応するため、これまで倉庫として借り受けていた建物へ塗装ロボットを導入するなど工場としてリニューアルを行い、2023年9月頃より本格的に稼働させ始めました。

しかし、徐々に増える受注量に比例して工場のオーナーより「工場の排気がシンナー臭い」「身体に悪影響があるのではないか」と指摘を受けるようになりました。実際に工場とオーナー宅は2mも離れておらず、塗装量がますます増える中オーナーとの軋轢は深まるばかりで、ついには「工場から退去してほしい」という話にまで発展してしまったことから一刻も早い対策をご希望でした。

NCCの提案


すぐに臭気対策に効果が見込める、三友株式会社製の「臭気中和装置」と「ダクト延伸工事」をご提案いたしました。

商品、工事詳細


臭気中和装置とは、ある悪臭に対して装置から発散される中和用の臭いをぶつけることで悪臭を緩和するもので、シンナー成分自体を無くすものではありませんが迅速な臭気対策には効果的です。今回はブース接続すぐのダクト内部に装置のノズルを設置し、中和液を40倍に希釈・霧化することで悪臭と反応させる構造としました。

また、塗装ブース及びダクトは元々法規制に則り有害物質等が対策された構造でしたが、排気口がオーナー宅側を向いており風向きによっては直接的に悪臭が流れていたことから、排気口を屋根の反対側まで伸ばし、高所作業車を必要としない限度の地上6mまで立ち上げました。

導入効果


最初にダクト延伸工事を実施した段階でかなり悪臭は軽減され、オーナーからの指摘も無くなりました。

また風向きによっては悪臭が届く可能性もありましたが、臭気中和装置によって芳香剤の様な香りに変化したことで確実な臭気対策を行うことができました。

お客様の声


オーナーからは「臭いの質が変わった」と話しがあり、「以前のような塗料・シンナー特有の臭気は無くなり、散布している薬液の香りを感じる」とお客様自身でも効果を実感いただけましたが、これからも塗装事業について理解を深めていただけるよう対策を継続していくとのことです。

ダクト延伸工事前

>ダクト延伸工事前

ダクト延伸工事後

>ダクト延伸工事後

臭気中和装置

>臭気中和装置
お問い合わせ

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