金属塗装における冬場の静電気対策方法
冬場に多い静電気由来のゴミブツ不良。どう対策する?
冬場は、静電気が原因となる塗装不良が多く発生します。静電気は、大気中の湿度が低下すると発生しやすくなります。湿度が低いと、静電気が空気中に逃げにくくなり、製品や人体など様々なものに溜まったままになります。そこにゴミが引き寄せられ、製品に付着することで不良に繋がってしまうのです。
塗装環境で気を付けたい、静電気の発生ポイント
静電気が発生しやすい要因として、下記のものが挙げられます。
- 暖房器による加温→寒い時期は空気中の水蒸気量が少なく、加温することでさらに湿度が低下します。
- 作業者の動き→塗装服が擦れて静電気が発生。繊維ゴミの発生源にも
- エアーブローによる帯電→ゴミを飛ばしているつもりが静電気を起こすことに
塗装に理想的な環境は、気温20℃で湿度60〜70%が最適です。
塗装環境での静電気対策方法
静電気対策の大きなポイントはこの2つです。
- 1.湿度をあげ静電気を発生させない
- 2.静電気を除去する
具体的には、以下の対策を行うと良いでしょう。
・床や塗装ブース前に水を散布
・加湿器等を設置し、加湿する
・アースを取る
・治具にこびりついた塗料を落とし導電性を良くする
・塗装作業着を帯電防止素材に変え、低発塵タイプに切り替える
・エアーブローガンを除電仕様に変える
・除電型の拭き取り洗浄剤を使用する
・・・など
NCCでは、自社に合った静電気対策方法のご提案やより本格的な静電気対策機器のご紹介が可能です。
静電気由来のゴミブツ対策でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
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