NCCオリジナル自動塗装機
「NEO Easy Coater フラット」導入事例

NCCオリジナル自動塗装機「NEO Easy Coater フラット」導入事例
NCCオリジナル自動塗装機「NEO Easy Coater フラット」導入事例

現場・製品に合わせたカスタムで生産性UP・安全性確保・品質均一化!
NCCオリジナル自動塗装機「NEO Easy Coater フラット」導入事例

対策キーワード:自動塗装機、塗装自動化、安全性、品質安定、量産化

お困りごと


長年、金属を腐食や摩耗から守る表面処理を手がけられているA社様。

同社の塗装部門では、塗装網に製品を乗せ手吹き塗装をしていましたが、作業者によって品質が均一ではないことにお悩みでした。また今後、製品の需要増加により生産量が増えるため、誰でも安定した品質の塗装が連続的にできるよう塗装作業の自動化を検討していましたが、塗装工数が増え手間や時間がかかることが懸念点でした。

提案内容と詳細


被塗物の形状はシンプルな構造で背丈が低いため、平面の小物塗装に適したNCCオリジナル塗装機「NEO Easy Coater フラット」をご提案いたしました。
横幅1.5mほどの小型の塗装ブース内に収まるようなサイズ設定などのカスタムはもちろんですが、今回は製品や懸念事項に合わせ「左右首振り機構」および「装置前面の形状変更」を取り入れました。

 

①左右首振り機構

首振り機構は、塗装回数を抑えられるようスプレーガンを傾け左右斜め方向から塗装できる機能です。本機能により従来では4回程度必要な塗装と塗装網の回転作業も、条件次第では2回で完了するため、塗装作業にかける手間や時間が大幅に減少します。

 

②装置前面の形状変更

首振り機構により、スプレーガンの角度がついた状態で塗装するため、テーブル軸が奥方向に長くなってしまい、作業者によっては塗装網を置くまでセットすることが負担になります。それを考慮し、装置前面に切り込みを入れ、奥まで手が入りやすい設計へ変更しています。また、作業者の安全性を考慮し、スプレーガンの軌道上に立ち入った場合に駆動部が緊急停止するエリアセンサーを搭載しています。

 

これらのカスタマイズにより、塗装の自動化に伴った塗装工数や手間の増加懸念を払拭しました。

 

本製品の詳細はこちら

syousai_banner

導入効果とお客様の声


現在は試運転の段階ですが、手作業と遜色ない仕上がりかつ安定した品質を実現しています。塗装担当者様は、「自動塗装機の導入に対し設定や操作の点を心配していましたが、シンプルなパネル操作で問題なく使用することができています。塗装ブース内に収まる装置サイズや安全性への配慮など、現場の要望をすべて実現いただきうれしいです。」と喜びのお声をいただきました。

左右首振り機構を搭載

>左右首振り機構を搭載

斜め方向から塗装

>斜め方向から塗装

ボタンひとつで簡単操作

>ボタンひとつで簡単操作
お問い合わせ

お問い合わせ