「反転機構付きXY塗装装置」
導入事例

改善キーワード：塗装工程自動化、品質向上、効率化

長野県　ゴム製品加工　S社様

ゴム製品加工を行うS社様。

塗装工程に使用される塗装機の更新を検討されているとご相談をいただき、現場の状況確認からスタートしました。

塗装網上で製品を片面塗装後、反転作業を手作業で行っているため作業効率が悪く生産性を上げることができないとお悩みでした。

お客様自身で効率改善のため、機械化も過去に検討されていたようですが、手作業の品質が維持されず品質低下が起こるのではと心配されていました。　

反転作業を機械化することで、多くを一度に裏返すことが出来、作業効率向上に繋がります。

しかし、新たな懸念点として「製品の落下や擦れなどで傷が付き、不良につながるのでは？」という課題が浮上し、傷付防止策として柔らかい材質で上下から製品を挟むことにより位置ずれせず固定し、均一に力をかけることで擦れ等による傷を防ぐ工夫をしました。

また、生産性を向上させるため塗装作業を自動化することも提案しました。手作業で行う塗装作業の品質を塗装装置でも実現するため、お客様の要望と製品にあわせたカスタマイズをすることで、手作業で行う塗装同様に高品質での生産が可能となり、品質の安定化を実現しました。

作業効率改善のため、反転作業の機械化をご提案しました。反転作業を機械化することにより、多くの製品を一度に裏返すことが可能となり、すぐに作業時間の短縮が可能となると同時に、生産性の向上にもつながります。

製品への傷つきに関しては、製品を柔らかい材質のもので上下から挟み位置ずれを起こさないよう固定し、均一に力をかけることで、傷がつくこともなく、安定した品質と均一化が可能となりました。　

手動反転装置導入後、作業時間は半減し、大幅な作業効率の改善を実現しました。お客様の希望品質に合わせたカスタマイズにより、製品を傷つけることのない安定した品質と、一度に多くの製品の同時作業を可能にしました。

何より誰でも簡単に作業が可能となり、お喜びの声をいただきました。

弊社はこれまでの経験や知見に基づき、お客様毎に最適なご提案が可能です。
この事例に関する内容については、お気軽にお問い合わせ下さい。