NCCオリジナルクリーンブース導入事例

NCCオリジナルクリーンブース導入事例
NCCオリジナルクリーンブース導入事例

「製造工程の局所クリーン化」で効果的に集塵することで、
異物・不良損失額を50%以上削減!長野県A社の事例

改善キーワード:異物混入、クリーンルーム、環境改善、クリーンブース

長野県 セラミック製品製造 A社様

お客様のお悩み


セラミックの粉を原料とし、製品の製造を行っているA社様。

セラミックス粉を製造する工程で、飛散した粉塵により異物混入が発生。その対策として、クリーンルームを設置しましたが、異物混入を抑えることができずお困りだったため、担当営業を通じてクリーン化事業部にご相談いただき、現場の状況確認からスタートしました。

現場の状況確認


A社様は、異なる素材の製造を1部屋で行っているため、素材違いの粉塵による異物混入リスクを抱えていました。また、セラミックス粉は人体から発塵する粒子と比べ重く、浮遊せず沈降しやすい特徴があるため、飛散する粉塵を効果的に集める必要がありました。対策としてA社様が導入したクリーンルームは、集塵機能が無いことが原因で異物混入を抑えることが出来ていませんでした。ですので、現環境に合う最適なクリーン環境を再構築する必要がありました。

NCCの提案


原因である粉塵を確実に集めるべく、上下に空気が流れるプッシュ・プル方式のクリーンブースをご提案致しました。発生箇所の上部から空気を流し、沈降した粉塵を下から吸い込むことで異物混入の削減を図り、フィルターユニットであるFFUの性能をオーバースペックにすることで余力を持たせ、作業環境全体の清浄度向上に繋げます。

また、クリーンブースにキャスターを取り付けることで粉塵を洗い流す際の移動を容易にし、作業効率の向上も図りました。

導入効果


原因となっている素材にあわせた仕様により、大量に飛散し、残留していた粉塵を確実に集めることが可能となり、年間約3000万円の異物不良損失額と不良率を50%以上削減することができました。また移動を容易にしたことで、成形する素材を替えるための設備移動や清掃が容易となり、作業効率向上も実現致しました。

お客様の声


『私たちの作業環境に合わせて様々な工夫をしてくれたおかげで、抱えていた問題を解決すことができました。それ以上に「クリーン化=クリーンルームの設置」というこれまでの一般的な考えから「局所クリーン化」という新たな概念を提案してくれたことに大変満足しています』とお喜びの声をいただきました。

 

弊社はこれまでの経験や知見に基づき、お客様毎に最適なご提案が可能です。

この事例に関する内容については、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

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