エアシャワーは必ず必要?

エアシャワーは必ず必要?
エアシャワーは必ず必要?

 

エアーシャワーは、作業者や材料がクリーンルーム内に入る前に、微細な粒子や異物を除去するための装置です。

 

エアシャワーが必要かどうかは、
① 使用するクリーンルームや清浄度の要件

② 作業内容によって異なります。

 

一般的には以下のようなケースでエアシャワーが必要とされることがありますが、状況によっては必ずしも必要ではありません。

エアーシャワーを必要とするケース


 

 

高い清浄度が求められる場合

特に清浄度レベルが高く(例:Fed1000など)、微粒子や異物の影響を最小限に抑える必要がある場合には、エアシャワーが必要とされることがあります。

入室時の除塵・除菌

クリーンルーム内に入る前に作業者の体表面の微粒子や菌を除去するために、エアシャワーが有効です。

特定の作業エリアへの制御

特定の加工点や装置の周囲にエアシャワーを設置し、そのエリアを清浄化することで、製品の品質を保つことが可能です。

不良リスクの低減

製品に影響を及ぼす微細な異物の混入を防ぐために、特に敏感な工程や装置の周囲にエアシャワーを配置することが考慮されます。

一方で、低い清浄度要件や一部の作業では、エアシャワーが必要ない場合もあります。

100,000レベル程度ならばエアーシャワーなしでも問題ないかもしれません。

 

またエアーシャワーは、25m/秒の清浄空気を吹き出す装置ですが、設置するだけでなく

必要な性能評価を行うことも大切です。

 

エアシャワーの設置はコストがかかるため、クリーンルーム内で行う製品の加工や不良モードなどを十分に考慮したうえで適切なクリーン化対策を検討することが重要です。


NCCでは、お客様へのヒアリング、現場診断を行いエアーシャワーの設置の可否をご提案しています。

ご相談はお気軽にご連絡ください。

 

 

 

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