ウエスやワイパーの適切な使い分けと
活用のポイント

ウエスやワイパーの適切な使い分けと活用のポイント
ウエスやワイパーの適切な使い分けと活用のポイント

製品不良を防ぐ適切なワイパー活用法

ウエスやワイパーはどれを使っても同じではありません。
汚れの種類、工程の目的、求められる洗浄度によって選ぶべき素材や使い方は変わります。
特にクリーンルームや高品質な仕上げが求められる現場では「汚れを取る」だけではなく「繊維を残さない」ことが重要です。
現場で実践しやすい選定方法と仕上げ拭きのポイントを整理していきます。

適切なウエスとは、工程にあったウエスである


適切なウエスとは、単に高性能な製品のことではありません。
汚れの種類、作業環境、求める仕上がりに対して性能が合致するウエスやワイパーのことです。

 

拭き取り工程でゴミ・異物不良を減らすには、素材や繊維の特徴を理解したうえで、工程ごとに役割を分けて使うことが重要です。

汚れが強い工程ではメリヤスウエス


塗料やオイルのように汚れの度合いが高い工程では、手頃な価格のメリヤスウエスが適しています。

 

ただし注意したいのは、「汚れが取れたこと」と「最終的にゴミ・異物が残らないこと」は別であるという点です。
見た目がきれいであっても、繊維が残っていればゴミ・異物リスクは残ります。

クリーンルームでは不織布


汚れの度合いがそれほど高くない場合やクリーンルームでの拭き取りを行う場合には、不織布が有効です。

 

一方で、不織布は脱落繊維が課題になるため、水やアルコールを含ませたウェット状態で使うことで脱落を抑えることができます。

仕上げ拭きには長繊維タイプが有効


ゴミ・異物不良対策で大きな差が出るのが、最終工程の仕上げ拭きです。

汚れを除去した後の表面には、目視しにくい繊維や微細なゴミ・異物が残っている可能性があります。
そこで有効なのが、長繊維タイプのウエスやワイパーです。

 

たとえば「CSS-WP-R9」のようなポリエステル100%の長繊維タイプは拭き取り時の繊維脱落を抑えやすく、仕上げ工程に適しています。
最後の一拭きをどの素材で行うか、その選択は重要です。

「汚れ取り」と「仕上げ」を分けると品質が安定する


拭き取り品質を安定させるには1種類のウエスですべてを済ませないことがポイントです。
汚れを除去する工程と、ゴミ・異物を残さず仕上げる工程を分けて考えることで、不良リスクは下げやすくなります。

 

汚れを拭き取るためには手頃な価格のメリヤスウエスや不織布で、最後に長繊維のウエスやワイパーで拭き上げる。

 

たとえば、インクの除去には不織布を使い、最終仕上げでは長繊維タイプで拭き取り作業を行う。

 

こうした運用にすることで、拭き残しのない高度なレベルの拭き取り作業が完結します。

ウエスやワイパー選定の最適化が生産性向上へ繋がる


適切なウエスやワイパーを使い分けることは、ゴミ・異物不良の削減だけでなく、再洗浄や再塗装の削減、材料ロスの抑制、生産性の向上にもつながります。

 

ゴミ・異物の付着状況や作業環境は現場によって異なるため、最適なウエスやワイパーの組み合わせも異なります。

また、正しいウエスやワイパーを見つけ使用するだけでは、ゴミ・異物による不良品はなくなりません。

 

それぞれの環境に対応した対策を講じるためには、クリーンチェックライトなどでゴミ・異物を見える化して確認することが重要になります。


弊社はこれまでの経験や知見に基づき、お客様毎に最適なウエスやワイパーのご提案が可能です。
お気軽にお問い合わせください。

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