クリーンルーム清掃のノウハウ解説
4.クリーンルーム専用清掃用具ガイド


クリーンルーム仕様の清掃用具を選ぶ理由
クリーンルーム内を清掃する場合は必ずクリーンルーム仕様の清掃用具を選定しましょう。
ホコリを舞い上がらせない工夫や余計な発塵を防ぐ設計が施されている専用品であるため、作業に余計な時間をかけず確実なホコリの除去を実現するサポートとなります。
クリーンレベル、コスト、効果などのポイントを考慮しながら選定しましょう。
1.クリーンルーム用掃除機
一般の掃除機では排気口から小さなホコリが大量に吹き出してきます。
また排気口が床面に近いため、清掃中に床に溜まったホコリを舞い上げてしまいます。
選定の2つのポイント
①排気の位置
上記の理由から、高い位置に排気口があることが重要です。
②吐き出される空気の質
HEPAフィルター(定格風量で粒径0.3㎛の粒子に対し、99.97%以上の粒子捕集率をもつフィルター)の設置かつ排気風速を遅くするコントロールで、ホコリの舞い上がりや吐き出しに対して徹底的な対策がされていることが重要です。
上記2点を対策しているクリーンルーム用掃除機の仕様をお勧めします。
一般の掃除機と比較して、確実にホコリを吸い込む性能があるためです。
近年開発されたクリーンルーム用掃除機は、充電式のスティックタイプでもHEPAフィルター搭載の機種が増えており、コードレスで狭い場所であっても効率よく清掃することが可能です。
2.水拭き清掃用品(モップとタオル)

水拭き清掃の際、雑巾を使用するのは腰が痛くなったりゴミ・異物が除去しきれなかったり、雑巾から発塵があることも。
お勧めするのはモップとクリーンルーム用の極細繊維を厚く織ったタオルです。
モップはクリーンルーム専用品が各社から発売されていますが、部屋の隅まで確実に清掃できるスポンジタイプに、極細繊維を厚く織ったカバーをかぶせて使うと、モップの劣化防止および効果的なホコリの除去に有効です。
3.クリーンチェックライト

清掃前後の状態を可視化するために、ゴミ・異物を見える化できる「クリーンチェックライト」で照らし、ゴミ・異物の除去がきちんと実施されたかを検証することが重要です。
検証する場所は風の吹きだまり、作業者が通る経路、機器の周辺など。
発塵源や持ち込みルートを特定し、効果的かつ集中的に対策を講じることができます。
清掃用具の見直しが不良削減のカギに
現状の用具を定期的に見直してみることも大切です。
清掃用具の選定にはクリーンレベル、コスト、効果など複数の要素を考慮する必要があります。
適切な用具の使用は、清掃時間の短縮や最終的には製品不良の削減につながります。
専門業者によるクリーンルーム清掃の活用を
クリーンルームの清浄度を維持するためには、日常清掃、定期清掃、特別清掃を組み合わせた総合的なアプローチが必要です。
特に日常清掃で除去しきれなかったゴミ・異物は蓄積し続け、やがて製品不良の原因となります。
そのため、日常清掃にプラスして専門業者によるクリーンルーム清掃を定期的に実施し、クリーンルーム内の粗大粒子をリセットすることが、長期的な清浄度維持と不良削減の鍵となります。
専門業者は高度な知識と技術、専用の道具を有し、高所作業をはじめ通常では手の届かない場所の清掃も確実に実施します。
自社の日常清掃と専門業者の定期清掃を組み合わせ、真に効果的なクリーンルーム管理を実現しましょう。
弊社はこれまでの経験や知見に基づき、お客様毎に最適なクリーン環境をご提案させていただきます。
クリーンルーム清掃のご依頼はお気軽にお問い合わせください。
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