ゴミ・異物発生源を特定&対策
クリーン環境工程診断サービス実施事例


プロによる診断でゴミ・異物発生源を特定&対策
クリーン環境工程診断サービス実施事例
埼玉県 医療用ゴム製造 A社様
お客様の困りごと
A社様は、医療用ゴム製品を一般環境下で成形していますが、製品の中に繊維ゴミが混入する不良が多発していました。
しかし、繊維ゴミがどこから持ち込まれ、発生し、堆積しているのかの調査方法を含むゴミ・異物対策に関する知識が十分に無くお困りだったところ、Webサイト経由にてお問い合わせいただきました。
NCCの提案
問題となっている繊維ゴミの混入経路を明確にするため、「クリーン環境工程診断サービス」をご提案いたしました。
本サービスは粗大粒子対策のプロがものづくり工程を調査し、現場環境の現状や課題を見える化するだけでなく、現状課題に合わせた解決策も併せてご提案するコンサルティングサービスです。
実施内容の詳細
お客様の作業環境は清浄度が高いクリーンな環境ではありませんが、現在よりも清浄度が高く、クリーンルームに近い環境を目指すために、現状を把握できる「クリーン環境工程診断サービス」をご依頼いただきました。
お客様の課題に合わせた内容での実施が可能で、今回は繊維ゴミの発生源を特定する調査として以下を実施しました。
- クリーンチェックライトを用いて浮遊塵の可視化
- 気流可視化装置を用いて気流の流れを可視化
- 落下塵測定サービス(オプション)
直進性の強い光で浮遊塵の動きを見える化するクリーンチェックライトや、大量の純水ミストで気流の動きを捉える気流可視化装置を活用し、繊維ゴミの動きを入念に観察。
さらに、今回はオプションメニューである落下塵測定サービスで、ゴミ・異物不良の原因とされている10μmサイズ以上の粗大粒子の堆積量も測定しました。
これ以外にも、お客様のご要望や課題に沿ってイオナイザー性能評価や清掃作業診断などクリーン化に関わる様々な内容をプロが調査いたします。
診断結果とお客様の声
調査後は、結果を報告書にまとめ、課題点のご提示および解決策のご提案をします。
同社の作業環境はクリーンルームに近いクラス100,000相当の環境であると判明し、この状態を維持・改善していくために、今後の対策としてクリーンウエアへの着替え方や入室管理手順の作成などをご提案しました。
また、頭を悩ませていた繊維ゴミについては、衣服からの脱落が原因であると判明し、クリーンウエアの着用やインナーの露出を抑えるといった改善提案をもとに同社では見直しを進めています。
調査から時間が経っていないためまだ対策の効果は明確ではありませんが、作業員一人ひとりのゴミ・異物に対する意識が向上しているそうです。
担当者様は、「クリーンルームに近い環境であると知り、安心しました。ゴミ・異物を見える化する機器を使用した清掃方法についてもアドバイスいただき、今後の管理方法のひとつとして参考になりました。」と、お客様のクリーン環境構築のお力になることができました。
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