洗浄不良を解消する洗浄カゴ・治具選びの考え方

洗浄不良を解消する洗浄カゴ・治具選びの考え方
洗浄不良を解消する洗浄カゴ・治具選びの考え方

洗浄工程の不良解消や効率化は洗浄カゴ・治具の見直しでも!

洗浄工程では、ワークの形状や材質がこれまでと異なると、洗浄性や乾燥性に問題が生じる場合があります。加工油や汚れの種類が変更になった場合も同様です。

このような場合は洗浄剤を選定し直し、洗浄条件(温度、時間など)を見直すことで問題の解決を図ることになりますが、洗浄カゴや治具を見直すことも解決のための有効な手段になります。

洗浄品質や効率に影響を与える洗浄カゴ


洗浄対象物を洗浄機で洗浄する際に、ほとんどの場合は洗浄カゴに入れて洗浄します。

カゴの材質はSUSで製作することが多く、一般的な形状は四角、回転させる場合は円筒形などが多いです。

 

洗浄機の仕様や能力を決める上で、洗浄カゴの大きさを基準にワークがいくつ入るかを試してから決定しますが、洗浄カゴの形状や材質が洗浄性や乾燥性に影響を与える場合があります。

 

例えば、超音波洗浄の場合・・・

  • メッシュの線形
  • パンチングメタルの穴径
  • 材質の違い

これらの要素で超音波の効果が異なることがわかっています。

 品質と生産性を上げるポイント


洗浄性や乾燥性に問題が生じた場合、洗浄機や乾燥機を改造したり、追加で導入することは予算やレイアウトの点で簡単なことではありませんが、洗浄カゴを見直したり治具を新たに導入することは、比較的検討し易いのではないでしょうか。

 

また、治具を有効活用することで処理数を増やすことができ、洗浄タクト短縮に繋がる場合があります。このような事は生産性に直結してきます。

これまで普通に洗浄できていたのに・・・を解決します


今までは普通に洗浄出来ていたのに対象物が変わったら残渣が出てしまう、乾燥もできていたのにシミが残ってしまう、などのお悩みをお持ちのお客様は、ぜひ一度NCCにご相談ください。

 

NCCでは今まで様々な業種のお客様に、洗浄設備や乾燥設備を導入させていただいた実績があります。

ほとんどの場合が一品一葉図面で、仕様や能力もお客様のご希望に合わせて設計します。
洗浄カゴや治具についても同様で、洗浄対象物の大きさ・形状・数量、汚れの種類や付着状況によって、これまでの経験に基づきご提案致しますので、お気軽にご相談下さい。

 

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